・フィーリングだけで体験レッスンを受けていませんか?
数あるオンライン英会話スクールの中から自分に合うところを探す時に、候補スクールの体験レッスンを受けると思います。そのとき、どのようなことを意識しながら受けると良いでしょうか?体験レッスンという名前ですから、どのように英語を教えてもらえるのかを体験するのでしょうか?それでもいいですが、少し意識することで、スクールを判断するための意味のある体験レッスンとなります。利用料金とか、講師がフィリピン人か?ネイティブか?というようなことであれば、オンライン英会話のウェブサイトを見れば分かります。そうしたこと以外でスクール選びの判断材料となるようなことを知ることができなければ体験レッスンをしている意味がありません。
・講師ではなくてスクールを見る。
講師個人の良し悪しということも大切ですが、その講師をどのように育て、どのような方針でレッスンさせるかが、オンライン英会話スクールの違いになります。特定のいい講師がいたとしても、いつもその人のレッスンを受けられるか分かりませんし、退職するかもしれません。講師の個人能力ではなくて、オンライン英会話スクールの良否で判断することが大切です。
・体験レッスンはスクールを面接する。
オンライン英会話の体験レッスンを受ける際には、講師にインタビューするつもりで行います。体験レッスンでは、講師からPDFファイル等の教材が送られてきたり、趣味は何か、どこに住んでいるかというような、形式的な質問をされることがあります。なにかレッスンを始めだすかもしれません。英語力判定をするところもあります。そういうものは適当に済ますか、お断りして、こちらが面接を始めてしまいます。オンライン英会話ビギナーの方が、講師の指示を無視するような図太いことをするのは難しいかもしれませんし、そもそも英会話力があるかという問題もあります。それでも、以降に挙げる4つの観点はオンライン英会話の体験レッスンを受ける際にどのようなことを注意して見れば良いかの参考になると思います。
1.自社の売りを知っているか?
オンライン英会話のウェブサイトを見ていると、そのスクールの特徴となる良い点がいくつか書かれています。例えば、在籍するすべての講師がトレーニングを受けていることが強調されていたとします。それに本当に意味があるかは、体験レッスンの講師に直接訊いてみることでうかがい知れます。トレーニングは受けたか?どれくらいの期間だったか?どのような内容だったか?等々を尋ねます。トレーニングが単なる形式的なものではなく、実効性があるものだったかが分かります。
オンライン英会話のウェブサイトでは他社との差別化のために、スクールの利点が書かれていますけれども、オンライン英会話の社長がひとりでそう言っているというのではなくて、ちゃんと現場レベルの講師が意識して実践していてこそ意味があります。
2.料金プランを知っているか?
料金プランについても講師に訊いてみます。事前にウェブサイトを見ていると思いますので、訊く必要はないのですが、あえて訊いてみることで、講師がどういう立場で仕事をしているか、自分の立場に関心を持っているかを伺い知ることできます。コメント等、講師に対するフィードバック機能を持つオンライン英会話スクールであれば、それを読んでいるか。読んでいるとしたら、具体的に何が書かれているかを訊きます。
それが、ウェブサイトを見れば分かるとか、カスタマーサポートに訊いてください。では答えになっていません。具体的に料金プランが答えられるか。一番明確なのは金額の数字を言えるかです。
3.社長の名前を知っているか?
社長の名前や、社長に会ったことがあるか、話したことがあるかを訊きます。それで、社長の会社に対する姿勢が見えます。4.他の講師との関係を訊く。
他の講師との関係を訊きます。ミーティングが定期的に行われたりするのであれば、講師に丸投げではない組織的な運営がされている可能性があります。他にも、いろいろな質問が考えられると思います。上に挙げたようなことも参考にご自身で確認したいことを体験レッスンで訊いてみてください。
「体験レッスン」という名称から、英語のレッスンを受けることを考えがちですが、私達にとっての体験レッスンの本当の意味は、スクール選びの判断材料です。受け身で、英語を教えてもらうだけではなくて、こちらからスクール選びの参考になる質問をしてみてはいかがでしょうか。
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