2015年5月10日日曜日

18歳新人女性講師の悩みって?

パロッツ君最年少PIAです。
https://yoyaku.eikaiwa-100.com/visitor/instructor_detail.php?tb00=461

彼女がパロッツ君にデビューして2週間ほど経っています。私は彼女のレッスンをとるのはまだ2回目です。この段階での彼女の悩みというか問題が少し見えて、それについて少し言いたいことがあります。

以前、書いたことがありますが、パロッツ君の講師の決め台詞はこれです。
「Have you eaten dinner?
これまで私がパロッツ君の生徒をやっていて、少なくとも100億回は聞いた言葉です。
さらに、パロッツ君に限らず、オンライン英会話のお決まりのフレーズはこれです。
「What did you do today?
ほとんどのオンライン英会話スクールで耳にタコができるほど聞く名セリフ、1兆回以上聞きました。
そして、PIAとのレッスンで、今日もその言葉を耳にしました。
それに対して適当に答えると、
「What else?
「Can you tell me story?
等と続いてきます。
適当に話題を振りますが、ひとしきりして、
「パロッツ君ではいつもフリートークをしているの?」
「何かテキストは持ってる?」
「どんなテキストを持ってるの?」
「まだそれを持ってる?」
「それはもう終わった?」
「まだ終わってないって。じゃあそれをまだ続ける予定はある?」
という会話が続いたところで、テキストはおもしろくないのでやらないことを伝えると
「もしも、テキストがあればトピックがある」
「テキストがないといつも「次は何について話す?」等と聞かないといけない」
とのこと・・・なるほど。
これはオンライン英会話のフリートークにおいて、講師と生徒のどちらもが持つ典型的な悩みの代表的なものですね。18歳、二週間目の正直な苦悩です。

ちょうど私は散髪に行って髪を切ったところなのですけれども、例えば、散髪屋さんで理容師が「今日は何について話しますか?」「では、医療について話しましょう」等と言って会話は始まりません。あるいは理容師がトピックの一覧表を持っていて、上から順番に「好きなスポーツは何ですか?」「子供の頃なりたかった職業は何ですか?」等と質問していくようなこともしません。それではしらけてしまって会話をする気になりません。そんな気まずい散髪屋さんでは、理容師の腕がよくてもお客さんは来なくなります。

話題をどうするかという問題を回避するためにアーティクルを使う方法があります。
しかし、アーティクルにもいくつか問題がありまして、毎日レッスンを受けるとするとアーティクルを毎日探してこなければなりません。しかも講師と生徒どちらも興味のある内容でなければ会話になりません。レッスンの25分間中にアーティクルを読んだり、分からない単語の説明をしたり、余計な時間がかかります。もう少しうがった見方をすると講師はそれで時間を潰そうとします。
そして、多くの場合は散髪屋さんの例と同じで、取ってつけたような会話になって、おもしろくありません。

このような考え方になってしまうと、毎日、オンライン英会話のためにトピックを考えて用意しておかなければならなくなり、毎日どうするか悩み苦しまなければなりません。オンライン英会話が続かないか、根気強くやるか、意地になってやり続けるかしなければならなくなって、不幸だと思います。

また、講師の方でも、この問題を雑な方法で解決しようとする場合があります。他社の例ですが、数百個単位の質問一覧を用意していて、ただ順番に読み上げていくだけであったり、25分間をひたすら一人で喋る続けたりすることがあります。やっつけ仕事です。
そのような講師はもちろんのこと、何を話したいか聞いてくる講師、会話にならない講師、テキストやアーティクルに逃げようとする講師等は、たとえ美人でも私はレッスンをとりません。

私は、オンライン英会話のトピックをあまり用意しません。行き当たりばったりです。その時の講師、気分、状況等によって話す内容は変わります。相手の話題に乗ることもありますし、こちらの話題から始まることもあります。それが自然ではないかと思います。フィーリングだけです。例えば、自分の中にあるホットなことを自然体で話します。

話題探しの問題から逃げるというネガティブな理由で、フリートークではなくて、テキストやアーティクルをしているとしたら、もっと楽に考えれば簡単なことかもしれません。
どのような方法でオンライン英会話のレッスンを受けられてもいいのですが、私が一番言いたいのは、どうか苦しく考えないでほしいということだけです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

人気の投稿